難加工素材の秘密|ステンレス・ハステロイ・純アルミの精密加工技術

こんにちは。当社のブログをご覧いただきありがとうございます。
まだまだ残暑が厳しいですね。
今日は、代表的な難加工素材の特徴と、それに対する当社の取り組みをご紹介したいと思います!
金属加工の現場では、「削りにくい」「変形しやすい」「摩耗しやすい」といった“難加工材”に直面することが少なくありません。
田中機工(静岡県焼津市)では、ステンレス・ハステロイ・純アルミといった難加工素材に対応し、お客様の求める精度と納期にお応えしています。


ステンレス加工の難しさと当社の工夫

ステンレス鋼は強度が高く熱伝導率が低いため、切削加工時に刃先が摩耗しやすく、仕上げ精度が落ちやすい素材です。
当社では以下の工夫を取り入れています:

  • 特殊爪チャックによる高精度保持(加工中のブレを防ぎ、真円度・平行度を確保)
  • 工具摩耗を抑える切削条件設定(切削スピード・送り量を最適化)
  • 短納期対応(試作から量産まで一貫対応し、短期納入にも対応可能)

ハステロイ加工のポイント

ハステロイは耐食性・耐熱性に優れたニッケル合金ですが、硬く粘り気があり、工具寿命を縮めるのが大きな課題です。
当社の強みは、

  • 経験に基づく最適切削条件のノウハウ
  • 熱変形を抑える冷却制御
  • 試作段階からの細やかな相談対応

特に発電機や化学プラント向けの部品製作で力を発揮しています。

純アルミ加工の特徴

純アルミは柔らかく、切削時にバリや変形が発生しやすい素材です。
当社では、以下の工夫で安定品質を実現しています:

  • 刃物選定による美しい切削面の確保
  • 変形を防ぐ治具固定技術
  • 多品種少量生産でも寸法精度を安定化

焼津市内外のお客様から「仕上がりが綺麗」「寸法精度が安定している」とご評価いただいております。

田中機工が選ばれる理由

  • φ10mm~φ200mmまで対応可能な加工範囲
  • 10ミクロン精度を実現する測定・保持技術
  • 短納期・試作対応の柔軟性
  • 地域密着(焼津・静岡・全国対応)で安心サポート

まとめ

ステンレス・ハステロイ・純アルミといった難加工素材は、技術力・経験・治具の工夫が品質を左右します。
田中機工では、これらの素材に対して確かな実績とノウハウを持ち、お客様のニーズにお応えしています。

👉 「難加工素材の部品製作を依頼したい」
👉 「短納期で試作をお願いしたい」
といったご要望があれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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